先日、オトンと話してて、彼は過去、いろいろとあって思春期時代にはなかなかのギザギザハートだったらしいんですが、その時の感覚としては、「怒られている間は、その相手が自分に注目してくれていると思えて嬉しかった」とのことで。これは、めちゃくちゃ目ウロコだった。とんでもないカルチャーショックというか。

フォロー

オトンのハートがギザギザしたのは、戦争直後に満州で生まれた長男であったり、両親が共働きであったり、帰国当初は日本語がうまくなく周囲に馴染めなかったり、生活が落ち着いてから生まれた次男ばかりが溺愛されてたりで、孤独が募った結果が大きかったと思う。それゆえに、叱られたり衝突することより、しばしば無関心を恐れる。こっちを見てほしいと自分を誇示する。

しかし何の因果か今となっては、ギザギザハートのオトンはこつこつ真面目に積み上げて、地域での役割も持ち信頼されている一方、人懐こくて周囲にさんざん可愛がられていた次男坊は、浮気相手に貢ぎまくった結果、もはやガソリン代も出せずオトンにたかってくるという…ほんと人生は分からない。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。