#綾辻行人 さんの「鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ」読み終わってないですが以下ネタバレ
次に、なぜペンキの川を飛び越えられなかったのかについて考えると、まず浮かぶのは足の不自由な人物ですが…
足の不自由な人物がロープを使って4階の犯行現場から脱出できたのか?という疑問が浮かんでしまいます。
なので、足の不自由さ以外でペンキの川を飛び越えられない理由を考えると、まず浮かんだのは、やたら心配性で、放射能の影響を心配して食材まで気にしている五十嵐が、ペンキの化学的な物質の影響を気にしたのでは?というところでした。
ちょっと大袈裟すぎる気もしましたが、序盤に五十嵐が犬に飛びつかれ、犬アレルギーで体調が悪くなるシーンを読み返してみると…
五十嵐本人は「犬アレルギー」とは言っていなく、近くの犬小屋のペンキは今朝塗られたばかりというセリフが出てきます!
これは五十嵐はペンキアレルギーな可能性がありますね!そんなアレルギーが存在するのかはわかりませんが…w
五十嵐が犯人だとすると、タバコを吸うからライターを持ってるので、ロープを燃やして回収するのも可能です!
#綾辻行人 さんの「鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ」読み終わってないですが以下ネタバレ
「読者への挑戦状」のページまで読みました!
せっかくなので解決編を読む前に真剣に推理してみようと思います!
まず、現場から持ち去られていたものと現場に残っていたもののリストを見比べてみると、現場から持ち去られていたものはみんなある程度の長さがあるように思います。
そのことから犯人は、ペンキの川を飛び越えられなかったため、現場のものから即席のロープを作って脱出したのではないかと推理します!
青柳が目撃した火の玉は、この即席のロープのベランダに結んだ部分を燃やして回収した際の炎なのではないかと思います。
この即席のロープの長さが足りず、被害者の髪で長さを確保したのだとすれば、被害者の髪を切った持ち去った理由にも納得です。