『セックス・エデュケーションS4』、日本みたいにクィアや反差別やヴィーガニズムがまだまだ端の端って感じの文化圏にいると、「意識高い系」としてステレオタイプの強化してるんと何が違うの? ちょっと保守的すぎない?と思ったりもするが……
イギリスはたぶん右傾化傾向にあるとはいえ、曲がりなりにも人権意識がセントラルにあるから、そこから排除されざるをえない「田舎」の「後進的」な人たち、いわゆる「後進性」のなかにいるマイノリティや弱者にスポットライトを当てることに意味があるのかなぁと思った。

イギリスのトランスパーソンたちがおかれている状況、トランジションを望んでいても、ジェンダークリニックまですぐたどり着けずに長い長に待機列のなかでさらに身体的な変化が起こっていったりしてメンタルヘルスをやられる状況などがちゃんと描かれているのはいいなぁと思う

『グッド・オーメンズ』やっとS2見たら、うっすら噂に聞いてたアジラフェルとクロウリーが恋愛関係だ(った?)って明言されるやつでうれしい〜!最高〜!!になってる。

だってこれで(ホモフォビアに基づく)「友情」だったら、完全にクィアベイティングで『SHERLOCK』から全然進歩ないもんねぇ。
女性同士の恋を応援する話もめっちゃいい。うれしい
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『グッド・オーメンズ』クロウリー→アジラフェルをセクシャルな関係含めたパートナー、夫あるいは浮気相手と表現してるのうれしすぎるし、ついでにいうとS2の准主人公的な女性同士のパートナーのひとりが営んでるカフェが、オーツミルクとかの植物性ミルクをプッシュしてるのも地味にうれしい。

クィアや人種的マイノリティを描くことに意欲的な『セックス・エデュケーション』ですら、ヴィーガンに対しては「意識高い系の痛い人」みたいな描き方でモヤモヤしてたから
fedibird.com/@cutmr/1111498842 [参照]

アメリカなどにおいて宗教保守が政治的にも影響力をもっているのを思うと、天使と悪魔のshipを描いてきた『グッド・オーメンズ』は斬新で、さらに彼らのホモセクシュアルな関係まで踏み込むとなると結構、かなり(ほんとうの意味で)攻めた内容なのかもという気がするな。

歴史上キリスト教がクィアを排除してきたことと、天国から堕天したクロウリーの立場とは重なって見える部分もある

6話まで見た。
クロウリー😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭泣くでしょこんなん…………😭😭😭

「ラストで『ブロマンス』じゃなかったの!?と驚いた」と言っている日本語の感想、クィアロマンスのアンテナゼロすぎんか。
シスヘテロのフラグしか受信できないの? 中盤からあんっっなに言ってたじゃん恋愛だって……

なんか個人的に感情を揺さぶられるのってレズビアンについての作品のほうが多くて、ゲイ男性の映画なんかもこれまで見てきたけど、ここまで揺さぶられたのってはじめてかも……。
クィアベイティングに行きそうなところ、ここまではっきり描いてくれた作品に今まで出会わなかったのも多分大きい

「まぁ脇役はレズビアンやバイセクシュアルとして描いたとしても、主役にキスをさせるような冒険はしないよね、そのほうが安全だもんね……」っていう心がまえをいい意味で裏切ってくれてありがとう

『グッド・オーメンズ』S2、ガブリエルとベルゼブブの関係を先に描くことで、「あのふたりにできるなら自分たちも」っていう流れになるのが筋が通っててよかった。
異性同士にできるなら男性同士にだってできないことはないんだよ。

最終話で異性同士が「実は恋愛関係でした」と明かされることが「唐突」だと感じないなら、前シリーズからずーっと「親密な関係」だと描かれていたアジラフェルとクロウリーが、ホモセクシュアルな関係だと“はっきり”描かれたことで、そこまで驚くことないはずじゃない。

驚くとしたらなぜなのか、その答えは観客のほうにあるのでは?

『クィア・アイ』のボビーが、「子どものころ毎週日曜日になると『僕をゲイにしないで』と泣きながら祈った」「今では二度と教会に足を踏み入れないと決めている」と話していたのを思い出した。

クロウリーが堕天した理由はまだ明かされてなかったと思うけど、アジラフェルに恋をしたからかもしれないよね。
権威の側から「戻してやるから喜べ」と言われても、二度とその一員にはなれない疎外感があるかもしれない。先にクロウリーを追放したのは天国なのだから
netflix.com/title/80160037?s=a

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