フォロー

『法治の獣』読み(2022年5月。ツイッターからの転記)。
地球人類がお外に出て行ってファーストコンタクトする相手を生物学的に突き詰めたSFで、めっっっちゃ良かった…。生態学や生物行動学に興味ある向きにおすすめ。女性の口調が役割語強めなのは却って古い小説を読んでいる印象になってしまったが、女性と男性が出てきて一切の恋愛話が無かったのは個人的読みやすさに貢献している。「方舟は荒野を渡る」が特に好き。地球人類が地球外生物とコンタクトを取ろうとする時、それを相手が望んでいるかどうかは二の次の好奇心であり、相手の知性や生命を破壊する危険性を常に伴う「奪う」行為であると省みた後の、思考の着地が爽やかだった。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。