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BT >地元と境遇と環境を呪え! は、手癖で書くとそうなりそうだったんですが、プロットを練っているときに担当編集氏から「(一縷は)全部ぶっ壊して出て行きたいってことなんでしょうか?(それともこの場所で生きていきたいと思っているのか)」(大意)と尋ねられ、改めて彼女のバックストーリーを見つめてみたところ、「そういうことではないな」と考え直し、ああなりました(感謝!)。自身独白している通り、本編時点における彼女にとっては、都会(東京)より田舎(地元)が悪いとか良いとか、二者択一的な話ではもうなくなっていたはずで。全部ぶっ壊して出て行く話も/居場所を見つけて(作って)生きていく話も、世の中にはあるべきですが、それは思川一縷の物語ではないんですよ。そのことが完全に腑に落ちたから、最後の一行を書けたのだと思います(最終稿までなかった)。

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