今週巷で話題になった星野智幸氏の文章、内容自体は「問題外 out of question」の外、むしろ、政局に利用しようとする思惑だろう、と推測した。
どうもこの「推測」、当たっていた模様。
というのも、星野氏は2年前にブログで「政治について」という文章を掲載しており、そこで「共産との同盟」という「毒饅頭」を選択した「立憲民主」に愛想が尽きた、とすでに堂々と書いているからだ。
ここで星野氏は「アベノミクス」を「真っ当なマクロ経済政策」と評価し、民主党はこれを上回る政策を打ち出すべき、としている。要するに、例の「バラマキ・キャンペーン」の一味だった訳だ。
さらに星野氏は共産との同盟を「ジリ貧の左派政党同士で組むこと」と罵倒し、安倍政権が無党派中道の受け皿になった、と無茶苦茶なことを言っている。
ところで、今立憲民主は総裁選真っ最中。野田は維新・国民民主との共闘を主張。これに消極的な枝野に対して圧倒的な優位に立つ。
ただ、東京を中心として共産票がなければ当選がおぼつかない議員も一定数いる。
そこで維新広報紙の「朝日」がダメ押し効果として、一面全部使って「正義に依存する」云々を掲載したのだろう。
しかし津田大介といい、いざとなると共産排除を唱える「リベラル」が必ず滑り込んでくるのは興味深い。
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