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Military Revolution and the Thirty Years War 1618–1648: Aspects of Institutional Change and Decline

フィンランドの研究者の三十年戦争本がオープンアクセスになっとる

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読んだ。
騎兵、民兵、常備軍、兵站組織というか軍事行政機構という四つの観点からスウェーデン、神聖ローマ、デンマーク、オランダ、フランス、スペインの7か国をそれぞれ見ていくという内容だが、切り口が社会学とか組織論のそれで知らない単語がバンバン出てきてなんかすごかった。
内容としては各組織の制度的変化から軍事組織の変化と衰退を探り、ロバーツ(パーカーでない)の軍事革命論を改めて論じ直すという内容で、各組織の変遷はそれなりに詳述的な割に要因面は理論的な説明が多いのがやや不満かも。
ただ組織の複雑化・洗練性に対する社会学からの評価は割と面白いものがある。

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