①ジュヌヴィーエヴ・ヴァレンタイン「美徳なき美」“La beauté sans vertu.”を翻訳致しました。モデル、クチュール・メゾン、報道機関、フェミニズム運動団体らの思惑が交わる中「ファッション&美容業界の搾取」に一人の少女が一度の「ウォーク」で応答する――。御伽噺の語り直しの名手による傑作です。イラストレーションはnowriさま。
②特集内の作品ガイドで映画『哀れなるものたち』をファッションの観点から解説いたしました。原作小説の魅力についてもほんの少しだけ触れています。ファッション&メーキャップの観点から映画を、スコットランドの歴史を巡る物語としての観点から小説を、是非お楽しみください!
③連載第2回目となるNOVEL & SHORT STORY REVIEW欄は本誌特集に合わせて「ファッション&美容SF特集」です。世界中のキツネ好きに読んでいただきたい短篇から、中国SF作家糖匪によるタトゥーと歴史を巡る短篇、そして「美徳なき美」とあわせて業界の搾取について考える長篇までを紹介しております!