直接、政治の話とかでなくてもなんだけど、今の日本人は「勝てないこと」「いくら頑張っても上手くいく勝機が見えないこと」「勝てないどころか言えばいうほど踏み躙られること」「嫌な気分にしかならないこと」に対する耐性があまりない人が多いと思う。愉快でいたいのだろう。

負けてばかりの人に「やり方が悪いからだよ。もっと“上手く“やれば良いのに」と言う人も。

ウクライナに「停戦しろ」という橋下徹とか。「どうせ法案は通っちゃうのだし、野党に力がないんだから仕方ない。文句があるなら議席を寄越せ」という米山隆一とか。

勝つことが目的化していて「勝てないなら無駄なことはしない方が良い。頭を切り替えよう」みたいな思考回路。それはその人の“賢さ“を意味しない。

悪い方が圧倒的な力を持っている時に「上手くやる」ってどういうことだか分かっているのか。

言っておくが、相手が圧倒的な力を持って持っているのだから、勝ち負けでいえば力が弱い側は負けるかもしれないけれど、それは負ける側の非ではない。

私は子どもの頃、親に気に入られる術を身に付けていて、親の気持ちに添って空気を読んで生きていたので、それが出来てなくていつも母親に虐められてた妹に心の中で「馬鹿だなぁ。空気読めよ」と思ってた。

その頃の私は自分を見失っていた。

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あ、最後の一行は、自分らしくないことをしていたという意味ではなくて、強い者“親)に魂を売り渡して育つと、自分が誰だかわからない人間になるので、勝ってる側、賢く立ち回る側にいられたとしても、その自分が誰だかさえわからなくなるという意味です。

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