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コロナ禍の為か、去年2022年が芥川龍之介生誕130年、没後95年であったことを失念していた。10年前の生誕120年、没後85年、関口 安義編『生誕120年』(翰林書房)の発刊等活発な議論があった。遡ぼれば関口による「芥川龍之介の歴史認識」(新日本出版社 2004年)・ジェィ・ルービン訳「Rashomon and Seventeen Other Stories」(ペンギン・クラシック・シリーズ 2006年)には村上春樹が原稿用紙60枚もの序文を寄せている。村上はあまり芥川を評価してないと一般的に考えらているようだ。ちなみに関口と同じ新日本出版社から最後に発刊された宮本顕治『敗北の文学』(1975年)が皮肉に思えてしまう。

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