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NHK文化センターの、藤村シシン講座アーカイブ『ギリシャ神話の文学史にせまる』初回、『イリアス』の前半回を視聴した。
リアタイでは3回目から受講したので、1、2回目のホメロス回を見逃したままだった。

『イリアス』16万行、『オデュセイア』12万行の膨大な叙事詩はいかに歌われ、聴かれ、記録され、現代まで残ったのか。

「イリアスはどのように記録されたか問題」がとても興味深い。『イリアス』に「書く」と言う動詞は出てこない、ホメロスは文字を書くことを知らなかったのでは? という最近の研究成果。
真相は後半回になるが、今でも古代ギリシャの文学や歴史を研究している人々がいて、知識がUpdateされている。

ここからの連想:ある動詞が存在しない未知の古文書、あるいは何を表しているのかまったく不明な動詞が存在する古文書の発見からはじまるSF……
(神狩り、あるいは中動態の世界?)
いや、未来の文書でも宇宙人の文書でもいいのだが。

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