外国人材、もう安く雇えない 実習生賃金10年で4割増 - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE111HR0R10C23A9000000/
日経の視点は経営者側だが、労働者側からすれば、労働者の横の連帯と情報共有が実質的な賃上げを可能にするということ。高校生たち若者にも雇用者側の提示する賃金情報が比較できる「価格com」のようなものがあればよいのに。
「人手不足で実習生の賃金が上がる一方、高卒初任給がそれほど上がっていないのはなぜか。企業の高卒採用を支援するコンサルタント会社、ハリアー研究所(大阪市)の澤田晃宏社長は「情報量の違いが大きい」と説明する。
技能実習生らはSNS(交流サイト)などで情報交換する。業種や地域ごとの賃金相場を下回る条件で求人を出しても人が集まらない。高校生向けの求人情報は厚労省がネット上で公開しているが、アクセスできるのは高校教師や生徒に限られる。澤田社長は「企業は他社の給与水準が分からず、競争原理が働きにくい」と話す。」