北書店で購入した古書のひとつに、香内三郎『言論の自由の源流──ミルトン『アレオパジティカ』周辺』があった。
冒頭にE・M・フォスターと矢内原忠雄が引かれ、あとがきにはレオ・シュトラウスの『迫害と書くことの技術』がある(シュトラウスのこの書の翻訳が未だ出ていないらしいのは全く解せない)。
億万長者E・マスクのネット言論空間での専横、ロシアやイラン等の国々の言論の現在を前にしながら読むと、褪せることはない。寛容論とはまず、言論メディアの存在様式への問いと切り離せない。ふたつはセットなのだ。
様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。