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「オーバードーズ」表記について

若者を中心にした市販薬の過剰摂取が社会問題になっています。ニュースによく出てきますし(たとえばこんな記事)、また、東京都もこのような発信をして、少しでもその解決を図ろうとしています。 ここでは、この過剰摂取が「オーバードーズ」と呼ばれていることについて、思うところを書きます。出発点としては、元になっている英単語 overdose の発音は /ˈoʊvɚˌdoʊs/ と、語末の子音は /s/ なので、濁音「ズ」は原語の発音からは妥当でなく、できれば「オーバードース」として欲しいと思います。(それ以前に、何故わざわざ文字数の増えるカタカナ語を使うのかという疑問もあります。) しかし、国語辞典でも「オーバードーズ」で見出しになっており、dose も「ドーズ」として載っているため、完全にこれらの形で定着してしまっています。今さら修正するのは恐らく不可能だと思います。 何故このようなことになるのでしょうか。実は、英語の単語で、語尾が -ose となっているものは少なくとも易しめの単語ではほとんどが /z/…

englishphonetics.jp/2023/12/25

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