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「生物学的に見たら性はオスとメスしかない」という言説に対して
「間違ってない側面もあるかもしれないが、違和感もある」と思ってしまうのが、生物における雌雄同体含む性の多様性なんだよね
魚の雌雄同体だけでも異時的雌雄同体(いわゆる性転換)だけで雌性先熟、雄性先熟、双方向とあって、更に同時的雌雄同体や自家受精、雌性生殖と、「表面に出てくる性」だけでこれだけある
更に染色体が雄ヘテロであるトラフグとかだと、表現型としての性決定が染色体とは独立して起こるので、XX雌、XY雄、YY雄なんてものも生じてくる
そもそも性染色体自体が、雄ヘテロと雌ヘテロ、更にその中にもXY型とXO型のような性染色体構成の違いまで生じてくるわけで
「そもそも性って何?」って話になるし、ヒトの生物学的性をどう分けるかってなると、発生学的な病理とかそういう方面までカバーして論じる必要もあるわけだし
だから「そんな簡単に性別を2つって分けるのもそれはそれで乱暴でない?」ってなってしまう

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