献血
怖いとか不安な気持ちを圧してまで、無理してする必要はないと思います。大抵、そういう方は気分不快起こすことが多いので。現実問題、冷たい話献血ルームにせよ献血車にせよ、そうなったときに休ませる場所も見守るマンパワーもないので。(もちろん、気分が悪くなったときは万全の対応をしますが)
最近は神経損傷のリスク回避のためにも、血管細い方とかはお断りするし。感染症や輸血者への副作用等のリスク予防の観点から、200mlの規格を使用することは稀なため、基本今は取れるなら400ml、200も各ルームでの一日の必要上限決まっていて予約制のことがほとんなので、自己申告で200選択できることはほぼないです。(同じ400輸血するのに、200×2と400×1だと、前者は異物が二人分なのに対し、後者だと異物が一人分なので感染症や輸血副作用のリスクが減る)
わたしは400取ってもピンピンしているけれど、採ったあとの倦怠感が毎回ある人もいる。それだって、その日の体調次第だし、「人によります」としか言えないので、他人の経験を鵜呑みにしない方がいい。よく「お友だちはこうだった/こう言ってた」って患者さんいるけど、それはあくまでお友だちの場合ですからね。
献血
あと、日赤は献血基準(コロナ罹患後、ワクチン接種後いつから献血可能かとか、薬の服用とか)を日々アップデートして、きちんと公表してます。FAQも載せてます。それこそ、400採ったらどれくらいで戻る?とかも。なので、「〜だと思う」を信じるのではなく、きちんとした情報を拾ってほしい。そのスマホでググればすぐ出るから。
献血できれば一番の貢献かもしれないけれど、やはり侵襲性あることなので、出来ない/やりたくないは尊重されるべきだし、「人がやってるから」で無理にする必要はないです。
日赤への貢献の仕方は、募金だったり正しい知識の啓蒙活動に協力とかでもいいし。それこそ、FF関係の人が「献血興味あるけどどうたらいいの?」ってなって、あやふやに情報に右往左往しているのなら、正しい知識にアクセスできるよう誘導してあげるだけでも違います。
まずは、献血したことがなく不安な人は、その持っているスマホで日赤のHP開いてみてください。今献血事業で求められていること、不安に対する回答、ほぼ網羅されているので。