『君たちはどう生きるのか』英語版
そんな上映数なさそうだから、昨日駆け込んできた!
日本語字幕は、日本語脚本をそのまま字幕に起こしたとのとのこと。本音を言えば、英語版脚本を逆翻訳してほしかった。欧米と言うかアメリカ?でどう解釈したのか知りたかったので。
わたしは映画見る方だけど、ぶっちゃけ俳優や監督詳しくない人間なので、声だけ聞いてもそらで誰とは分からないから、正直演技云々は二の次。キャストも青サギ役のロバート・パティンソンしか覚えてなかったから、「お〜菅田将暉意識したんだね!喉痛めなかった?」くらいの小並みな感想しか出てこないんだけどwww
分かっちゃいたけど、日本語のこう微妙な表現、例えば実母や父が眞人を呼び捨てなのに対し、継母の夏子が「眞人さん」と呼んだり、逆に眞人がずっと「夏子さん」と呼んでいたのがラスト「夏子母さん」になるところ。そんなところはやっぱり十把一絡げに「Mahito」「Natsuko」「Mother」だった。あと、眞人が夏子の前での父の「男」の部分を垣間見た気まずさとかさ。このあたり、人称の変化とか、家族観が日本人の価値観に根差したものだからこそ、そこが表現しきれない英語で見た米国が、何を評価してアカデミー賞授与したのか気になるなぁと思ったね。