歳を重ねて、ティーンだった時のどこにも行けないから死を求めてしまうような感覚に囚われることも少なくなった代わりに自分のでない死と出くわしたり伝え聞いたりすることも増えて、確実に自分の終わりも近づいて来ることがリアルな手触りで感じられるようになった。タイムリミットまでに何をどう変えられるだろうか、何を後に生きる人間に残せるのか考えなくては。
せっかく力を手にするなら思う通りにそれを使い切って終えたいよね。
生きていること自体がはてしない物語のアウリンみたいなものなのかもしれない。出来るだけ正しく世界を作って終わるための"汝の欲すること"を為せたらいいな。
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