ここに対してもう少しだけ追加すると、あくまで基本的にだけどBLの構造が前提として少なくともどちらかの顔がルッキズム的に優れていることやもちろんそうでないものもあるけど異性愛をそのまま写したままの構造になっていることがあったり、ここはファンタジー要素もあるので難しいところだけど、現実に生きるMSMの実際が考慮されていなかったりする。
あと布教や意義の主張の時に同性愛者・両性愛者は男女の軸で見たマイノリティであってもセクシュアリティとしてヘテロセクシュアルに対するマイノリティであることが抜け落ちている場合があったり、消費対象として扱っている側面があるにも関わらず同性愛者に貢献しているみたいな言動が出てきてしまったりするところに単純に推せないものを感じる。少女漫画をバイブルにする/できるかどうかというのもどうなんだという話はあるけど少女漫画よりBLはバイブルにそもそも"できない"率が高いように感じる。
最後のに関しては社会の"普通"の範疇に入っていないことの裏返しでもあるからBLだけに非があるわけではないけども