じぶんが何を理解できていなかったか、ようやく理解できてきたけど、単純な話でグリッドガイドを出せばよかった。自分がweb前提すぎてグリッドガイドという観念をもっていなかった。というか CSS の flexbox みたいなモデルが、根本から印刷のグリッドシステムと異なっているということがようやく理解できた。
印刷のグリッドシステムって出力先の判型が固定であることが前提になっているので表示・非表示を切り替えて枠にコンテンツを割り付けていく作業になるけど、視覚を頼りにレイアウトしていく。それは暗黙的なレイアウトで、だからガイドは表示非表示が切り替えられる。cssのアプローチでは bootstrap とかが採用していた12カラムのグリッドシステムとかはたぶん近い。
他方で、css の flexbox って(名前もそうだけど)箱を単位として、それが画面サイズに合わせて1列になったり3列になったりする。これは端的に言ってグリッドシステムではなくて、要素がどのように並ぶかを記述している。
出力先のサイズを前提できないWeb(というかUNIX系のGUI)は可塑的な対応が印刷物よりも強く要請されたということはありますね。MacやiPhoneは初期はサイズ固定を志向していましたが、結局放棄しました。
QT: https://pleroma.tenjuu.net/objects/39682356-afd5-42ac-9ef7-13a7141e7628 [参照]
HTML+CSSのFlexboxもSwing(Java)のGridBagLayoutも普通にレイアウトするには複雑ですが(なのでHTML+CSSではグリッドレイアウトが追加された)、多様な環境に最大公約数的に対応しようとするとそれくらいは必要になるという。