mixiに書いた「夏への扉―マイクロポップの時代」の感想。
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ひさしぶりに水戸芸術館まで行ってきたわけなんですけれども。
http://www.arttowermito.or.jp/natsutobira/natsutobiraj.html
……えーっと。
未発達性であるとか原始性であるとか、お望みならプリミティヴと言いかえてもいいですけど、そういった表現が現代において異化作用を持つこと自体には同意しますし、個々のアーティストにおいてそのように見える特徴が魅力を形成する一部となることもあるとは思いますが、その点を取りあげてアーティストをまとめてラベルを貼ることにいったいどんな意味があるのか、私にはさっぱりわかりません。だいたい無垢であることに過剰に価値を求めたがるのは現代人の悪い癖ではありませんか?
まとめられてしまったアーティストがすこしかわいそうに思えてくる展覧会でした。いや、まあ、意欲はわかるんですけどね……