京都南禅寺の側にブルーボトルコーヒーがあった(写真左)。ミーハーたちは海外人気ショップが日本に上陸すると飛びつく。でも、このブルーボトルコーヒーの創始者が渋谷・宮益坂の老舗珈琲店 羽當(はとう)からインスピレーションを受けたとは知らないかも。
かくいう私も学生時代に行った羽當がモデルだったから記憶に残っているにすぎない。
羽當は渋谷東口の昭和30年くらいからあるとおぼしきボーリング場(さすがに再開発されただろうか)の少し奥の路地を入ったところにある。
珈琲で1500円くらいだっただろうか。右の写真のようにさまざまなコーヒーカップが並んでおり、ネルドリップで時間をかけて抽出したコーヒーを客の雰囲気に合わせた器で出してくれる。(写真右)
精一杯背伸びしていた思い出を胸に表参道のブルーボトルコーヒーに行くと、シングルオリジンのコーヒー豆かもしれないけど、ペーパーフィルターで白いコーヒーカップに出してくれるだけだった😵というわけで、この南禅寺前のショップには入らなかった。
東京に行ったら、また羽當に寄ってみたい。お値段は今でも決して安くないけど。少しは似合う大人になっているといいな。