ちょっと昔話。「昔のTwitter」の話。
MastodonとかMisskeyに来て「昔のTwitterみたい」って言う人をよく見かけるんだけど、思い返してみたら「昔のTwitter」ってこんな雰囲気じゃないよなって気づいた。
私がTwitterを始めたのは中学卒業直前くらい、大体2015年とかそんぐらいだったと思うんだけど、その時期はいわゆるアルファツイッタラーが幅を利かせてた時期で、「ふぁぼ界隈」「エタフォ」辺りに懐かしさを感じる人は多分私と同世代だと思う。
ヌベスコに代表されるパクツイが流行ったり、北斗の拳よろしく支配者のノリで威張ってるツイッタラーが大勢居たり、サブ垢を大量に所持してフォロワー稼ぎやふぁぼ爆撃に貢献する人が居たり、ある時は器物損壊を自慢したり、ある時はツイッタラーの顔写真(しかもお世辞にもイケてる面構えではない)が晒されたり、今のTwitter(X)のウワサから聞く殺伐さとはまた違う殺伐さがあった。器物損壊や逸脱行為(タイタツ行くぜみたいなやつ)の自慢はバカッターとはまた違ってて、スケール感としては、ソイツとその周りだけが咎められている印象があって、社会に激震を与える感じではなかった(冷凍庫に入ったりおでんツンツンしたり醤油ペロペロしたりみたいなのに発展するのはその後の話)。
続々・「昔のTwitter」の話
タイタツ行くぜみたいな逸脱行為を自慢したり、わさらー団みたいな界隈に属したりその長になったりとか、もっとシンプルに3文字ID確保したりとか、まだ承認欲求なんて言葉が浸透してなかった時代のノリだよなぁと懐かしむと同時に、人が承認欲求満たすための行為が軽々と社会を揺さぶる世の中になったのが恐ろしく感じるところ。