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「坂上君、丁度いい所にいたね。仮眠するからボクの為にその短い足を差し出して膝枕したまえ」
「嫌です。あといつも一言余計なんですよ!」
「そういえば…ツケてた分があったね。ほらどうする?」
「うぐ」
――――
「はぁ、硬いなぁ。これが女の子の柔らかい足だったらなぁ」
「文句言うならどいてください」
「まぁないよりマシか」
「聞いてます…?」
「じゃあ時間になったら起こしてよ。おやすみ~」
「はいはい……」

「(…こうしてじっくり見ると本当に顔だけはいいな。睫毛も長い。髪の毛は、メッシュ入ってるしさすがに地毛ではないかな)」
「あのさ」
「なんでしょうか」
「なんで頭撫でてるの」
「……あっ、すみません。無意識に…」
「ああいいよ、そのままボクが寝るまで撫でててよ」
「え、あ、はい(笑ってる、今日は機嫌がいいな)」

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