Ubi quidque consistit, locus. Ab eo praeco dicitur locare, quod usque idem it, quoad in aliquo constitit pretium.
Varro, De lingua latina, V.15

何であれとどまる場所、それがlocusである。そこから競売人がlocareと言われた。というのも、ある人に対して(対象が)どれほどの価値があると定まるまで、いつも同じ様に続けるからだ。
ウァッロー「ラテン語論」第5巻15

この中のidem it(同じように続ける、同様に進行する)は、id emit(それを買う)という読みもあるらしい。
その場合は「それを買うまでの間、ある人に対してどれほどの価値があるか提示するので」みたいな意味になるのかな。

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こういうのは多分、当時は分かち書きをしていなかったためにIDEMITみたいに書かれていたのを、後に写本を作っていく過程で解釈が分かれたのだろう。

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