ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番、第16番(弦楽合奏版)
バーンスタイン指揮/ウィーンフィル(1977、89年録音、グラモフォン)

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中でも演奏機会の多い2曲の、しかしこれは弦楽オーケストラ版の録音。

通常の弦楽四重奏のものではアルバン・ベルクのものを2種持っているが、それと比べても合奏精度では劣っていない(と思う)。さすがウィーンフィル。

しかも演奏人数が増えていることで、音に厚みが増している。さらにバーンスタインの指揮である。
非常に呼吸の深い音楽。

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実際、アルバン・ベルク盤とタイムを比較してみても、やはりバーンスタインの方がゆったりとしたテンポを採っているのがわかる。
この辺もいかにも彼らしくて良い。

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