嫉妬深い🌧️のヌヴィリオ。
「最近、メロピデ要塞の入り口に、ノンビリラッコが住み着き始めてさ。ついつい様子を見に立ち寄っちゃうんだ。そしたら顔を覚えてくれたのか、近寄ると貝で遊ぶ姿を見せてくれたりしてな。可愛いもんさ」と⛓️が嬉しそうに話すので
🌧️は「確かにノンビリラッコは温厚な生物で、容姿も動作も愛らしい」と頷くが、続いて「その点で語るならば、私もフォンテーヌに住み始めて四百年経つうえに、特殊重撃を出せる。更に泳ぎも早いので、リオセスリ殿から『可愛い』と言われてもいいのではないだろうか」と真面目な顔で言ってくる。
「……最高審判官様が、ノンビリラッコに対抗しないでくれ」と額を抑える⛓️に「まだ足りないというのであれば、リボンで髪を結んでいる点も加味されるのではないだろうか?」と退く気のない🌧️。
「分かった。分かったよ、ヌヴィレットさん。あんたは可愛いよ。あぁ、ラッコに負けず劣らず……いや、それ以上に可愛い。澄ました顔してるわりには、嫉妬深いところとかな」と呆れ笑いしつつも半分は本音の⛓️と、満足げな🌧️。

フォロー

はーやれやれと⛓️が落ち着こうとしていたら、🌧️が「ふむ……しかし考えてみれば、リオセスリ殿のみが周りに『可愛い』と賛辞を述べている状況は、少し不平等か」と言い出す。
「リオセスリ殿は大変愛らしいと思う。まずは容姿だが、左右に跳ねる髪先は愛玩動物を思わせるし、鍛えられた肉体から繰り出される氷層を纏った拳技は美しい。普段は飄々としているが、夜などは様変わりし……」
「ストップ!それ以上はいい。十分だ。このまま聞いてたら、俺は二度とティータイムに砂糖を入れなくてよくなっちまう。ヌヴィレットさんの気持ちは、よーく分かったから、な?もう止めよう」と必死に止める⛓️。
「あーもう喉が渇いちまった……」とボヤきながら紅茶を淹れに逃げた⛓️の赤く染まる耳に、ちゃんと気付いている🌧️

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