[幌メモ その27]
アンドレアス・フェーア『弁護士アイゼンベルク』創元推理文庫
[訳] 酒寄進一
シリーズ第1作目。赤茶色の髪に緑色の目、眼鏡をかけた刑事事件専門の凄腕女性弁護士ラヘル・アイゼンベルクの元にホームレスの少女ニコレ・ベームから弁護の依頼が持ち込まれた。ホームレスの友人ハイコ・ゲルラッハが若い女性の殺害容疑で逮捕されたというのだ。
📚 プロローグが本編に如何に組み込まれるのかという興味から始まり、迅速に展開する物語と多数登場する主要人物に大いに翻弄され 😅 法廷でのスリリングな遣り取りを楽しみつつも公私を問わず複雑な人間模様に時には苦笑い。様々な要素が可能な限り詰め込まれた、お腹一杯になるエンターテインメント作品 ✨
読了日 2021年12月26日