@hongminhee 私も専門家ではない一般人なので、完璧な解説はできませんが…。
handicapped personについては「障碍者」も「障がい者」もあります。「障害者」の「障害」は元々、「障害者」の表記がスタンダードでした。
しかし途中から、「『害』という字は良くない」ということで「障碍者」の表記が現れました。しかし、て、「障害」はその当人ではなく、「障害」を生み出している社会の側にある、という「障害の社会モデル」という考え方が生まれて、(これは欧米でもそうなのでしょうか?)「障害者」の「害」は人に対して付与される意味ではない、という考えのもと、あえて「障害者」と書く人もいます。ただ、この「障害の社会モデル」という考え方自体も現在では至らない点があるのではと再考されています。
また、別の視点で言うと、「障碍者」「障がい者」「障害者」で表記が分かれていると、検索した時に情報にアクセスしづらくなるという点が指摘されていて、最も使われている「障害者」に統一すべきではないか、という議論もあります。いずれにせよ、日本ではまだ議論の余地を残している表記の揺れです。
@hongminhee 「碍」と「害」の読み方が違うのですね!日本では完全に代替として使われているので、気づきませんでした。
なるほど、植民地時代の影響で日本流の表記が書物などに残ってしまう場合があるのですね…。こちらも勉強になります。ありがとうございます。🙇
@NightLights 詳しい説明ありがとうございます。実は、韓国語では最初から「障碍人」という表記しか無かったので、戸惑いも有りました。(韓国では「碍」と「害」の読み方が違います)
一方、韓国の法律は植民地時代以降、日本の影響を多く受けており、そのせいで、韓国語の辞書にも無い「障害者」という表記が多く残っており、これは法曹界でも変えるべきだという声が出ています。