マッドマックス:フュリオサ
『マッドマックス:フュリオサ』見た。うぉー、とんでもない映像見たぜ!という感覚は前作に若干劣るものの、主人公を中心とした語りはより神話めいていて、本気で英雄譚をやろうとした印象を受ける。
イベントA→イベントAを受けた主人公の心情の変化、それに伴う行動Aを→行動Aの帰結としてイベントB→… というような物語の構造が明快で、テンポも非常に良く、前作の巻き込まれ系主人公よりも、しっかり主人公の意思によって物語が進行している。まあ、むしろ前作は巻き込まれ系だからこそアトラクション的な楽しみがあって、ピュアなアクションを楽しみやすかった、というのはあるのかも。
セルフオマージュも盛り盛りで、楽しい映画でした。