『筆頭著者である南カリフォルニア大学マレーナ・フェイゾ助教は、これまでつわりの原因が解明されてこなかった理由について、「一般的に、女性の問題は軽んじられてきた傾向がある。また、つわりは多くの人に起こるもので『我慢するしかないもの』と考えられてきた。重症化しても、医師ですら『心理的なもの』などと考える人もいた」と述べる。
フェイゾさん自身も約20年前に妊娠した際は、つわりが重症化し、数週間激しく嘔吐し、飲食も、動くこともできなかったという。医師にはフェイゾさんが症状を誇張しているだけと思われていたが、女性の健康を研究する遺伝学者として、医師が間違っていると確信していた』
https://www.asahi.com/articles/ASRDM3RLDRDLULBH011.html?pn=7&unlock=1