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ミア・カンキマキさん、あなたの初作『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』を読みました。あなたが清少納言に語りかける形でこの本を書いたように、僕もこの本の感想をあなたに語る形で書きます。それがあなたと清少納言への最大のリスペクトだと思いますので。
正直、僕はあなたがうらやましいです。あなたのように何年も一人の人物に興味を持って考えて探求しつづけて、言葉も解らないのに異国の地へ行き勉学をするなんて、とてもできません。僕は飽きっぽいのです。一人の人物や一つのテーマに没頭することはあっても2~3か月、もって1年弱が限界。だから、長い年月も清少納言に情熱が絶えなかったあなたが羨ましい。でも、その一方で勇気づけられもしました。勉強はいつでもなんの理由でもしていいんだ、って。あなたとは違う形で、でもあなたに勝るとも劣らない熱量でなんでも学び続けようと思います。あなたの第二作は未邦訳だけど第三作目も書いてると聞いて、読める日を心待ちにしてます。本当にこの本を世に送り出してありがとうございます。

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