大きな講座を一緒に教えているチームの一人は、見た目と名前から、中東系の米国人女性。とてもクールな感情を出さないタイプだったんですが、Oct7以降、非常に反ムスリム差別にセンシティブになっていることに気づきました。彼女も全くの白人の米国人には、言わないだろうことを私を信頼してくれたようだった。最後のメールのやり取りでは、最後にSee you soon, Inshallahって書いてあった。彼女の自然体の文章なんだなあ、と考えながら、自分の文化を隠すようにして米国に同化しなければならない彼女の人生を思った。夫の米国生まれの姪っ子らも同じように親が移民。でも英国出身の白人だから、「親はBritish!」って前面に出しても全くOK。植民地主義の残した人種と宗教のヒエラルキーの名残り。
ちなみに昔のスペインでは年配の信心深いカトリック教徒は、Inshallahと同じ意味の言葉を良く使ってました。私の祖母や今年逝ったおばとか。