今、書いてる本に関係あるので、購入。今日、日本から届きました。外国にルーツのある若者らへのヒアリングに基づいたとても分厚い書物。読みながら、自分の生い立ちとも重なる部分もあり、ちょっと感慨深い。書いてる本が自分に関係ある、とは意識してなかったけれどね。日本にいる外国にルーツのある若者らと交流してみたいって思った。
思春期には自分と似た境遇の友人らがいると疎外感が減るってあるけど、本当にそうだなあ。私の場合は、中学生時代から、東京のインターナショナルスクールや、ドイツ人学校とかフランス人学校のダンスパーティーに出入り、ハーフの友人も日米でなく、日独のハーフで文化的に日本的すぎない人たちが居心地良かった。母(日本人)との関係が非常に悪く、日本にいるのがイヤでイヤで、ドイツ人学校の友達なんかと休日を共にすることで、「日本じゃない場」を形成して、自分の正気を維持してました。
この本にも出ているけれど、親との関係も大事。私の場合、パパっ子だったので父の国スペインのイメージが、母の国である日本よりも良かった。高校からは学校仲良しらが一番大切なグループとなって行き、ドイツ人学校なんかの友達プラス日本人の仲良し。大学に進学するとインターやドイツ人学校の仲間は日本を離れてしまい、結局、生涯の親友らは東京にいる。