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「このとき36年ぶりに夜間通行禁止令が撤廃され、成人映画が制作できるようになるなど、行動や表現の規制が緩和された。

もっとも、同年デビューした純情漫画第二世代を代表する作家・黄美那(ファン・ミナ)の雑誌デビュー作『イオニアの青い鳥』は、中世ヨーロッパの架空の国を舞台にしたものだが、クーデターを描いたことで連載が3回で打ち切られた。「緩和」とはいっても、あくまで相対的なものにすぎなかったのだ。

並行して全斗煥政権は、言論機関の統廃合を実施した。地方紙は1道1紙、放送局は3局、通信社は1社に統合され、新聞風刺漫画も連載終了や移籍を余儀なくされた。」
shinbunka.co.jp/archives/7236

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