#映画評
【PS-1 黄金の河/PS-2 大いなる船出】
インドの長編小説「Ponniyin Selvan」(ポンニ河の息子)の映画化。前後編合せて6時間ぐらい。
10世紀の南インドのチョーラ王朝の最盛期を築いたラージャラージャ1世の若かりし日の物語。
皇太子アーディタ、第二王子アルンモリ、王女クンダヴァイ、アーディタのかつての恋人でありながら、今はチョーラ王国に怨みを抱く女性ナンディニ、物語の狂言回しである騎士デーヴァン。
王位継承と国家存続を巡る陰謀と戦争の物語。
もうすぐ劇場公開終了ですが、大スクリーンで観ないと意味が無い作品です。是非とも、名画座で上映された際は行って下さい。つか、何で、IMAXとかで上映しなかった??
あと、第1部で強引な展開に思えた箇所は、ちゃんと第2部でオチが付きます。全ての黒幕に思えた人物も、また、運命と謀略に翻弄されていたに過ぎなかった、という苦い結末。