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昨日は演奏を聞いてから、気分が高揚したまま、色々と考えながら家まで1時間くらい歩いて帰ったら、そのまま眠ってしまった。

その場で弾いた音楽を録音して繰り返すルーパーという装置は、ギターやキーボードなど、電子系の楽器ではよく使われているけれど、ジャズピアニストがルーパーで遊び倒してみたって感じの構成で、色々意欲的に挑戦していて楽しかった。

繰り返しの構造というのは、音楽のリズムをはじめとして、文章でも、結晶でも、秩序だった美しさがあるし、それ自体が楽しいのだけれど、一方で、万華鏡やインフィニティミラーを見ていると、美しさだけでなく、あまりに秩序だっていることの異常さであったり、終わりの見えない怖さを孕んでいるのは分かるかと思う。

そういう意味で、かごめかごめの童歌を題材にした曲は、取り囲む子どもたちの回転対称の様子が意識されることもあり、繰り返すルーパーの音で狂気を感じさせて興味深かった。

演奏された方と少し話したのだが、ピアノ(電子ピアノではなくアコースティックピアノ)でルーパーを使うとノイズが入ってしまうのが難しく、なかなか使われない、とのことだったが、ノイズが良い効果を示している曲もあり、それも面白い発見だった。

自分の仕事でも、良い意味で遊んでいきたいなぁと思わせて貰いましたw

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