高校の総合的学習で専門家に直接問い合わせさせる流れ、もうちょっと何とかならないのかな?
大体が、調査するだけで無く、直接話を聞きたいみたいなことを書いてくるんだけど、それって、文科省の方針なの?
専門家だって間違ったことを口走ることは良くあるし、相手の期待する専門から外れた途端、素人とさして変わらないのだけど、専門家から直接話を聞くって言うことに重きを置きすぎているのでは無いかなぁ?
全国から高校生がzoomで面談させてくれってくるけど、問い合わせてくる学生の興味も大して高くない場合もあるし、無償で何時間も相手させられるのっておかしいよね。
質問も、会社のウェブページに回答が載っていることだったり、自分で役所の資料を調べた方が適切なものが殆ど。
高校生に必要なのは、総合的学習と称して、何か自分の思いついた教科書に無いことを調べることでは無くて、そのような状況において、資料を収集し、自分の力で分析・調査・研究する方法論を学ぶところなのでは無いかな。(ついでに、外部の人に対して義理を欠かないようにする礼儀作法。)
いつも、研究成果がまとまったら、後で構わないので、参考に見せてねって学生にも教員にも言ってるが、返ってきたことなんか一度も無いしね。