一人の人質を救うために複数の犯人を殺す結果になっても、ある程度、許される部分があるのは、彼らが犯罪者だからであろう。(本来は、司法が犯罪の程度を判断すべきだろうし、人質を監視するだけの者など、殺されて仕方が無い程度の犯罪を犯しているか大いに疑問の余地が残るので、極力避けるべきとは思うが。)
これが、戦争なら、戦争をするような間柄であれば、相手の行為は犯罪だと理解するであろうと想像するので、先の犯罪者の例を援用して、相手の兵を殺す結果になっても仕方ないと言うことなのだろう。(当然、無防備になった相手の扱いは、先の例でも、こちらの例でも許されないだろう。)
では、相手の民間人を殺すのはどう理解すれば良いのだろうか?軍隊の統率とは別であっても抵抗して攻撃してきた場合は、軍人と見分けがつかないし、許されるかもしれない。一方で、明らかに反抗もしていない幼児などや、そもそも、反抗も何もないほど、相手の行動が直接的に影響を及ぼさないであろう空爆による攻撃では?
別の視点で言えば、相手の軍隊が自国の民間人を殺戮したとして、その報復で、相手国の民間人を同程度までなら殺戮することは許されるのか?
戦争にもルールはあるのだという批判すら、戦争についてはルールについて考えるだけで虚しくなってしまう。
@GabbingDog 同じ人間ではない、と考えているってことでしょうか。害獣だと。
@PepperAdelaide そうだとしたら、奴隷が正当化されていたような時代に逆戻りですね。
自分が当事者でないから、こういう感覚でいられるのかと思うと、そのような状況に陥ったときに、今の自分の考えを守り切れるか不安になりますし、哀しくなります。
@GabbingDog イスラエル国内だけなら私は理解できるんです、極右が政権握って人種を甲乙で考えてそれが正当化された例は日本でもドイツでもあるじゃないですか。でも私は、そういう人種に甲乙つけて虐殺しにかかる国を西側の国が支持支援できることが理解できないんです。未来に、第二のホロコーストに加担した国、政治家って言われるのがわかっていないのか、わかっていてもそれを許さない強力な同調圧力があるのか。
@PepperAdelaide ですよね。もしかすると、彼らには歴史的にユダヤ人を差別してきたというのが、罪として残っていて、ホロコーストを口に出されると抵抗しにくいという側面があるのかと思いつつ、単に、ユダヤ人の (全部では無く、むしろ少数派でシオニストだが声の大きい)一部の経済的な影響力が強くて、選挙を考えると彼らにおもねるしかないと言うことなのか。
@GabbingDog そうなんですよね。シオニストのお金とメディア、私達が想像する以上に大きいんですかね… もう都市伝説的に考えるしかない世界ですね…
@PepperAdelaide そういう意味で言えば、今は、各国のニュースを見ようと思えば、政府があからさまに閉じない限り、見られるので良い時代ではありますよね。
@GabbingDog おっしゃるとおり。大衆の声が大きくなるスピード、デモンストレーションのスピードは今の時代だからこそですよね。そこに効果があるって実証されれば、良い方に変わるかもしれないですね。
@PepperAdelaide プロパガンダや雰囲気に流される大衆と、自分の理性を元に抗う大衆の間での、勢いの競争になるんでしょうね。
原理的に後者は不利ですけど、勝たなくてはならないと思います。
@GabbingDog ほんとに。おっしゃるとおり、勝たなくてはいけないですね。ほんとに。
以下のBBCの動画を見ていて、改めて思った。
戦争のルールを守らないのが許されないのは当然だが、ルールを守ったところで、戦争やそれに準ずる行為が正当化されることがあるなんて認めるというのは、自分の人間性を失う気がして認められない。
https://youtu.be/OURL1GV6eCU?feature=shared
https://youtu.be/a8eqSs-mO4E?feature=shared