最近の科学コミュニケーションではアートを利用する流れがあって、アーティストは科学的概念に対するイメージから作品を構想し、それに対して科学者が感じることを伝え、というような、両者のやりとりから最終的な作品を作り上げていくという形態が見られます。また、その過程自体も含めて見せることも多く、観客は理解までするのは困難な科学的な概念に対しても何かしら感じ取ることができるというのが期待されています。
そういう意味でも、科学に関心があるアーティストは、ぜひ、研究者と協働しておもしろい作品を作ってくれたらなぁと思ったりしました。