@lematin
「名付け親が言う「こども食堂は「こどもの食堂」ではない」
(『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)68頁〜)
「「むしろ、より積極的に、多世代交流型になることが望ましい」と近藤さんは言う。孤食をわびしく感じるのは、子どもだけではない。若者やお年寄りも、仕事で疲れて食事を作る元気の出ない母親や父親も「今日はちょっと食べに行こうかな」と寄れればいい。」
「そこに障害のある子どもや大人がいてもいいし、外国籍の子どもや大人がいてもいい。より多くの人たちが「自分の居場所だ」と感じられるようになることが理想だ、と。」
「考えてみると、地域の中にも子どもが一人でも行ける場所は、案外少ない。家庭と学校がその”場”にならない子どもは、世の中に居場所を見出しにくい」
(港区のこども食堂)「年収が六〇〇〜七〇〇万円ある世帯にも、孤食やコミュニケーションの課題のある人たちがいます。
こども食堂を必要としている人は、生活に困窮している家庭だけと言うわけじゃないんです」
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