英オックスフォード大学のThe Future of Humanity Institute (FHI)は、4月16日に閉鎖された。哲学者ニック・ボストロムが2005年に設立、所長を務め、「高度に発達したAIが人類を滅ぼすリスク」など「実存的リスク(人類の存続に関わるリスク)」を主に研究していた。
ボストロムの差別発言(白人至上主義発言や、社会正義の支持者を「血に飢えた蚊」と呼んだ発言など)が問題視されたとも言われている。
同研究所(FHI)は、哲学者ウィリアム・マカスキルらが設立したCentre for Effective Altruism(効果的な利他主義センター)とオフィスを共有し、密接に連携してきた。またイーロン・マスクらが研究資金を提供していた。
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