小澤征爾氏の追悼文より。小澤が29年間、首席指揮者を務めたボストン交響楽団のWebサイト掲載。
https://www.bso.org/stories/a-tribute-to-seiji-ozawa
"親切で思慮深い人道主義者、指揮台でのバレエのような優雅さと天才的な記憶力を兼ね備えた音楽の天才(1983年、メシアンの大作オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』の世界初演を楽譜なしで指揮した)、そしてボストンとそのスポーツチームの熱烈な愛好家:セイジは世界中のファンにとって、これらすべて、そしてそれ以上の存在だった。彼の遺産は、私たちの集団的、個人的な多くの思い出と、彼の忘れがたい録音を通して生き続けています。マエストロ・オザワのご家族、ご友人、そしてクラシック音楽界に深い哀悼の意を表します。"
感想:
「指揮台でのバレエのような優雅さ」という所に、「あなたもそう思いますか!」とうなづいてしまった。
小澤征爾の指揮は見ていて楽しかった。体の動きが芸術。
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートで小澤征爾が指揮した回では、恒例のバレエのシーンより、小澤征爾の指揮の方が見ていて「楽しい! 面白い!」と思ってしまったのでした。