テック業界の大物、Oracle創業者でCEOのラリー・エリソンはテスラの元取締役だ。イーロン・マスクに「クスリを抜くためハワイに来る」ことを勧めた。ほかにも、マスクに薬物リハビリ施設に行くよう促した知人もいる。
元テスラ、現SpaceXの役員であるSteve Jurvetson(スティーブ・ジャーベトソン)は、SpaceXの初期投資家。マスクと一緒にLSDやエクスタシーを使用したこともある。テスラ顧問弁護士Todd Maronは、マスクの離婚交渉に関わったことがあり、またJurvetsonの元恋人との交渉にも関わった。
日本の積立金管理運用独立行政法人 (GPIF) の理事兼 CIO(最高投資責任者)である水野弘道はテスラの役員を3年つとめたが、テスラの役員会は「厳しい規則や規制に服する公開会社ではなく、むしろ封建的な領地を所有する同族会社のように運営されている」ことに気付いた。水野はマスクに飲みに誘われることはあっても、プライベートなパーティーやイベントに出席することは避けていたという。
感想:「テクノ封建制」を地で行く展開。裁判所は、イーロン・マスクらテック・オリガルヒたちが公開企業のルールを堂々と破っていたと判断した。