福島第一原発で作業員5人が汚染水含む洗浄水を浴びるトラブル
fct.co.jp/news/area_news_3473
「5人とも全面マスクと、全身の防護服を着ていましたが、このうちの2人は身体の表面の放射線量が規定値より下がらず、現在も放射性物質のふき取り作業を行っています。」
「2人は内部被ばくはしていないということですが、このまま身体の表面の放射線量が下がらない場合、2人は医療機関に行く予定ということです。」
えっ、まだ病院にも連れて行っていないの??

福島第一原発で作業員が汚染水を浴びる事故が起きた。
fct.co.jp/news/area_news_3473

10月25日午前11時10分ごろ、汚染水から放射性物質を除去する施設で配管の洗浄中にホースが外れ、汚染水などが飛散。飛散した水の量は約100ミリリットル。外部への漏洩はないと説明。

男性作業員5人に放射性物質が付着。5人とも全面マスクと全身の防護服を着用していた。うち2人は身体の表面の放射線量が規定値より下がらず、現在も放射性物質のふき取り作業。内部被ばくはなし、としている。身体表面の放射線量が下がらなければ医療機関行き。

感想:液体の状態の汚染水を作業員が浴びることは想定外だったのだろうか。深刻な事態でないことを祈る。
fedibird.com/@Crowm69/11129568 [参照]

10月25日に福島第一原発で2名の作業員が汚染水を浴び入院した事件、その後。

・原因は、(1) ホース設置方法が脆弱、(2)防水カッパ着用せず。
・20代の作業員は顔以外の全身。ベータ線被曝は6.6mSv。40代の作業員は下半身と両手。ベータ線被曝は1.6mSv
・法令では作業員の被曝線量限度は年間50mSv、5年で100mSv
・感想:報道された数値を見る限り健康被害が出る水準とまではいえない。ただし、このあと新情報が出てくる可能性も。起きてはならない事故であることは変わりない。作業現場のマニュアル見直しが必要。

関連記事
NHK、2023年10月27日
www3.nhk.or.jp/news/html/20231

河北新報、2023年10月27日
kahoku.news/articles/20231027k
汚染水が付着した2名は除染のため10月25日夜に福島県立医大(福島市)に入院。
事故原因は「洗浄薬液の硝酸と配管内にたまった炭酸塩の化学反応でガスが発生し、勢いよく排出したためホースがタンクから飛び出した」

東京新聞、2023年10月26日
tokyo-np.co.jp/article/286156
入院した2名は2週間ほど入院して経過観察。
東電はかっぱの着用を徹底し、ホースの固定方法も改める。

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10月25日に福島第一原発で2名の作業員が汚染水を浴び入院した事件、第3報。

東京電力の記者会見に出席した方のnote記事。
note.com/masanoatsuko/n/n9762a
新聞報道より詳しい。記者会見の資料ややりとりで明らかになった数字を記載している。作業員は43億7600Bq/ℓの汚染水を浴びた。作業員の体の除染は続いている(つまり被曝量はもっと増える可能性がある)。

記者会見で浴びた汚染水の量として「100ミリリットル」という情報は撤回とのこと。つまり浴びた量はもっと多いと見られる。
twitter.com/masanoatsuko/statu

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