テック会議Web SummitのCEOがX/Twitterにイスラエル非難を投稿し、テック業界の反発を招いた。テック界隈の言論も自由ではない。
Web SumitのPaddy Cosgrave CEOは、10/8にパレスチナとイスラエルの死者数が非対称と投稿。そして10/13、「多くの西側諸国の指導者や政府(特にアイルランド政府は例外だが)のレトリックや行動にショックを受けている。戦争犯罪は、たとえ同盟国が犯したとしても戦争犯罪であり、そのありのままの姿を訴えるべきだ」と投稿。
これに対しイスラエルはWeb Summitのボイコットを通告。
またテック業界の有力者多数が反発、会議キャンセルなどを通告。反発意見を表明したのはMeta/Facebookが推進した仮想通貨プロジェクトLibra/Diemの元リーダーのDavid Marcus、Founders Fundのパートナーであり起業家でもあるKeith Rabois、AI21 Labsの共同設立者であり共同CEOであるOri Goshen、Y Combinatorの代表であるGarry Tan氏ら多数。
(続く
(続き)10/16、Web Summit CEOはイスラエル側の被害に言及した。
「私たちは、イスラエルとガザにおけるひどい殺戮と、罪のない一般市民の犠牲の多さに打ちのめされています。私たちはハマスによる攻撃を非難し、愛する人を失ったすべての人々に深い哀悼の意を表します。私たちは平和的な和解を願っています」
しかし反発は解消されず。
特にテック業界の有力者の反応は、米国の有力者らの反応として記憶にとどめておこう。
●Gigazineの記事
https://gigazine.net/news/20231017-israel-boycott-web-summit/
●TechCrunchの記事
https://techcrunch.com/2023/10/16/websummit-derailed-by-founders-public-fight-with-those-supporting-israel-in-hamas-conflict/
●WebSummitへの反応をまとめたページ
https://techcondemningterror.notion.site/techcondemningterror/Web-Summit-2d7db79f25224ba19d1395ac610ed318