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国際社会のダブルスタンダードが露呈した。

ガザ地区で起きていることは、イスラエル軍による民間人への攻撃、生活インフラ(水、燃料、食料)の供給遮断、赤十字・赤新月への攻撃、ジャーナリストの狙撃。

これらはみな戦争犯罪にあたる。現代の国際社会のルールとかけ離れている。国際人権法はもとより、戦時に適用される国際人道法を明白に無視。

だが、アメリカ合衆国が支援するイスラエルは、国連決議で制裁が下されることも、戦争犯罪で裁かれることもないとたかをくくっている。

そこにあるのは、ルール無用の暴力のロジック。自分たちの民が1人殺されたなら、敵の民を100人、1000人殺さなければ気が済まない、古代国家と同様の考え方だ。

恐ろしいことに、イスラエルを支援するアメリカ合衆国も、実は同じ暴力のロジックを共有していることが明らかとなった。911の後のアメリカの戦争を思い出すといい。

世界をより人道的にしようとする何十年におよぶ活動は、あっという間に巻き戻されてしまう。

それでも私は、平和と人権は人類が目指すべき理念だと信じる。

隣接して仲の悪い民族が暮らしていたら、いつまでも争いを繰り返すので、遠距離の地域に片方を隔離しないとこの問題は解決しないし、そもそもレバント自体が極小な地域過ぎて大して重要な問題でもない。

気候変動の問題の方が数万倍より重要。

あまりにもパレスチナ問題に無駄に世界が注目し過ぎている。

パレスチナ人500万人程度ならば、台湾やイラン、オーストラリア、カナダ等に移住させてイスラエルの手の届かない地域に住まわせることも困難ではないから、日本企業の法人税を大規模増税してパレスチナ人の移住の原資に役立てると丁度良い。

こんな些末な問題なんかに莫大な手間をかけていたら、もっと重要な問題への取り組みに必要なリソースを食い潰してしまう。

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