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蝉川タカマル「青春ラリアット‼︎3」(電撃文庫)を読んだ。

dengekibunko.jp/product/lariat

長瀬の悪魔の誘導術などに押され、自慢のナンパテクなるものを披露することになった黒木。そして、運命の出会いを果たしたのが ── ゆかりだった。きっとお嬢様に違いない、と思うぐらい、おしとやかで天然なゆかりに黒木は舞い上がる。だが、お約束なことに、彼女は記憶喪失という重すぎるオプション付きだった。下心むき出しに、一人暮らしの自分の家に誘う黒木。宮本達も監視を兼ねて黒木家に滞在することに。大騒ぎの共同生活が始まるのだが!?
(あらすじから引用)

めっちゃ良かった……!
おちゃらけている三枚目キャラの黒木がバカなりに一人の女性に幸せになって欲しくて、全力になるシーンも良いし、親友の月島・宮本と改めて友情を確認し合うシーンも大変良い。

臭い青春劇なのですが、爽快感とおバカなノリがエンタメに昇華しておりキャラの特色ある良さが個性として際立っているのが⭕️
後二巻しかないのが少し寂しい。

 

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