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藤木稟「バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼」(角川ホラー文庫)を読んだ。

kadokawa.co.jp/product/3214040

ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話で伝えられる氷狼の仕業なのか。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が――!?
(あらすじから引用)

密室凍死事件と聞くと心躍るが、結構あっさりと今回の奇跡は解かれており少し拍子抜けした気分。そしてシン博士の過去やローレンとの関係も明かされてキャラ的な良さはありましたね。過去に親友亡くして縛られているタイプの男、好みです。

久々のビル登場で新たな相棒ミシェルを携えて登場したが、今回の事件にがっつり関わると思ったがこちらもあっさり目で気が抜けてしまいました。シリーズモノで毎回同じような流れなので、ここらで新たにいつもと違う味が欲しいですね〜。

 

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