成田良悟「デュラララ‼︎×12」(電撃文庫)を読んだ。
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壊れ始めた街、東京・池袋。罪歌で刺され自我を失っていく新羅。そして新羅を奪われた首無しライダーは怪物と化していく。正臣は泉井の手によりケガを負い、杏里の家を訪れた沙樹は彼女を問いつめていく。意識を失っていた門田は病室から消え、セルティの首は人の手を彷徨っていく。誰の意図かもわからず混沌とする池袋で、帝人が手に入れた力とは!? そして戒めを解かれた静雄が、ついに臨也の元へとたどり着き──。
(あらすじから一部引用)
全ての因縁が遂に交わり始めたなぁ…
帝人は現実寄りの非日常の象徴みたいなものを持ち始めたし、臨也は遂に静雄討伐大戦線の火蓋が切って落とされた。セルティは異形としての姿を取り戻し始めたしで怒涛の展開すぎて中々気持ちが追いつけない。
次が最終巻なので、個人的にはまた来良組の日常的ハッピーエンドも見たいし、また一巻頃のスパイス程度に非日常がブレンドされた池袋の街が見たいですねぇ。もう火薬庫の様相を呈しているので、果たしてどうなることやら、楽しみです。